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ソフトテニスラケットについての解説

  これからソフトテニスを始められる皆様へ


硬式テニスラケットと全く別物になりますので、
日本ソフトテニス連盟公認マーク(JSTAマーク)が付いたソフトテニス専用のラケットをお使い下さい。
※一部のラケット(ACE59G)除きほぼ全てのソフトテニスラケットにはJSTAマークが付いております。
※JSTAマークが付いていないラケットでは、試合に出られません。



ソフトテニスラケットについての解説

ソフトテニスラケットのほとんどが、前衛用・後衛用と分かれています。
※シングルス(オールラウンド)プレーヤー向けや、前後衛対応や入門用のオールラウンドラケットもございます。


前衛用・後衛用ラケットの違いについて
「バランスポイントと言われる重心の位置」や「ラケットの長さ」が異なります。

バランスポイント(重心の位置=水平にした状態で重量が釣合う点)について
  • 前衛用:ボレー等の素早いラケットワークに対応するために、重心の位置がグリップ寄り(先軽)に。
  • 後衛用:ラケットの重りやしなりを利かせて強いボールを打つために、重心の位置がフレームトップ(先端)寄り(先重)に。
※入門用オールラウンドラケットは、軽くできている分、先重になります。
※最近では、操作性重視の後衛用先軽ラケットもございます。(ミズノ D FORCE S)
※同じシリーズのラケットでもサイズ(重さ)によってバランスポイントが異なります。
※カタログ記載の数値は、ガットが張っていない状態でのグリップエンドからの距離で数値が大きいほど先重になります。


ラケットの長さについて
長さは、690mm(69cm)が基本サイズになりますが、
  • 前衛用は、操作性重視のため後衛用よりも短い。
  • 後衛用は、しなりを利かせるために前衛用よりも長い。
※ラケットのシリーズ、価格帯によって基本の全長が異なります。
(トップ機種になるにつれて短くなる為、打球感が硬くなります。)


初心者の(これから始められる)方には、
通常のラケットに比べ軽くできているため、操作性しやすく(振りやすく)、
また打球面が大きく作られているため(95インチ)、楽に飛んでいきます。


ラケットの面の大きさ(打球面)について
面の大きいラケット(95インチ)は、スイートエリアが広く飛ばしやすいため、一般的に初中級者向いています。
面の小さなラケット(85インチ)は、ヘッドを回しやすくボールに意図的な変化を持たせたり、様々なテクニックを駆使できるので、上級者向いています。(スイートエリアも狭くなります。)
95インチ(初中級者向け)※初心者用オールラウンドラケット 
90インチ(中上級者向け)※通常サイズ
85インチ(上級者向け)

重さ・グリップサイズについて

初中級者向けラケットには標準サイズの他に、軽くてグリップが細いサイズが展開されていて、
上級者向けには標準サイズの他に、重くてグリップも太いサイズが展開されています。
※ラケットによって展開サイズが異なります。
※メーカーによってサイズ表記が異なります。
ミズノは、グリップ表記が先(数字)、重さ表記が後(ローマ字)になります。
ヨネックスは、重さ表記が先(ローマ字)、グリップ表記が後(数字)になります。
<例>ミズノは0U、ヨネックスはUL1

重さについて
下記のサイズの間の仕上りになります。
ミズノ(フレームのみ)
 X:216g~230g(軽め)
 U:231g~245g(標準)
 S:246g~260g(重め)
ヨネックス(フレームのみ)
 XFL:198g~212g(超軽量)
 UXL:213g~227g(軽め)
 UL:228g~242g(標準)
 SL:243g~257g(重め)
※ヨネックス CARBONEX (カーボネックス)、NANOFORCE(ナノフォース)、上記の規格より全体で3g重い規格になります。
※ガットが張っていない状態での重さです。ここからガットの重さ等が追加されます。(ガットの重さ約13g程)
同じサイズのラケットでもラケットによって重さが若干異なる場合がございます。
※重さ等を正確に指定される場合は、オーダー品になります。(別料金)

グリップの太さについて
ミズノ
 00:細め
 0:標準
 1:やや太め
 2:太め
ヨネックス
 0:細め
 1:標準
 2:太め

<例>
ミズノ 00X(軽くてグリップ細め)、0U(標準)、2S(重たくてグリップ太め)
ヨネックス UXL0(軽くてグリップ細め)、UL1(標準)、SL2(重たくてグリップ太め)


中学生で入門用オールラウンドラケットからのステップアップを検討中の方へ


2本目のラケットを選ぶタイミングについて
夏休みの最初の公式戦が終わった後(ポジション決定後)~2年生に進級するタイミングで、ポジションに特化したラケット(前衛用、後衛用)を買いに来られる方が、当店では多く見られます。

卒業するまで、オールラウンドラケットを使い続けても問題はありません。
ただ、オールラウンドラケットは軽くて操作性が上がる分、ボールにパワーが伝えづらく、人によっては相手のボールに力負けする場合があります。また、バランスポイント(重心の位置)が先重のため、やや後衛寄りのラケットになります。


ラケットを選ぶポイントとして
価格帯によって、レベル分けされています。
メーカー本体価格¥20,900(税込)~¥23,100(税込) :初中級者向け
メーカー本体価格¥24,200(税込)~¥26,400(税込) :中上級者向け
メーカー本体価格¥26,400(税込)~¥28,600(税込) :上級者向け
※価格が高くなるにつれて、全長が短くなったり、打球面が小さくなり、また硬い素材が入っているため、打球感が硬くなります。

弾き重視と球もち(喰いつき)重視のラケット、各メーカー2機種展開されています。
  • 弾き重視(インパクト時のボールの球離れが速い。)
ミズノ ACRO SPEEDシリーズ、F SPEEDシリーズ、SCUD Rタイプ、DIOS Rタイプ
ヨネックス VOLTRAGEシリーズ
  • 球もち(喰いつき)重視(インパクト時のボールの球離れが遅い。)
ミズノ D FORCEシリーズ、SCUD Cタイプ、DIOS Cタイプ
ヨネックス GEOBREAKシリーズ


2本目には、中級者向け(90インチ)のメーカー本体価格20,900円(税込)~23,100円(税込)のラケットをオススメしております。
上記で述べたように、ラケットの全長が長く、打球感が柔らかく作られているのでパワーを伝えやすくボールが飛んでいきます。

中上級者向け(90インチ)<メーカー価格24,200円(税込)~26,400円(税込)>でも問題はありませんが、上級者向け(85インチ)はオススメ致しません。
※上級者向けは面が小さく、またラケット自体もより短くなり、しなり感もないため、打球感が硬くなります。(ボールが飛びません。)


サイズ(重さ)を選ぶ基準としては、卒業まで使われると思いますので、
標準の重さ(ミズノ「U」サイズ、ヨネックス「UL」サイズ)をオススメしておりますが、
ラケットの操作性を求める方、身体が小さい方や、ラケットを振る力が弱い方は、
1サイズ軽い(ミズノ「X」サイズ、ヨネックス「UXL」サイズ)サイズをお選びください。
※軽いラケットは操作性が上がりますが、パワーを伝えにくく、人によっては相手のボールに対し力負けしてしまう場合がございます。
※標準の重さにすると現在使っているオールラウンドラケットに比べ2サイズ重たくなります。


グリップサイズを選ぶ基準としては、現在使っているラケットを参考にお選びください。
現在使用している入門用オールラウンドラケットは各メーカー1番細いグリップとなっております。
(ミズノ「00」サイズ、ヨネックス「0」サイズ)

当店では、標準サイズ(ミズノ「0」サイズ、ヨネックス「1」サイズを選ばれる方が多いですが、手が小さい方や今使っているラケットと同じサイズ(感覚)がよい方は、1サイズ細い(ミズノ「00」サイズ、ヨネックス「0」サイズ)ものをお選びください。

標準を選ぶ場合は、オーバーグリップテープを巻くことを考慮してお選び下さい。(さらに太くなります。)

基本的に、
太めのグリップは、握った際に遊びがなくなる(固定される)ため、面の安定性が増します。(前衛向け)
細めのグリップは、手首を動かしやすくラケットのヘッドが回りやすくなります。(後衛向け)
と言われていますが、
前衛だから太い方、後衛だから細い方を選ばないといけないいうわけではないので、自分が1番握り(使い)やすいと思ったサイズをお選び下さい。


ガット張りについて
入門用オールラウンドラケットと違い、通常のラケットは最初からガットが張っていないので、ガット張りが必要となります。

Ryoでは、お客様の要望に沿ったガット、テンションをご提案しております。


張りの強さ(テンション)について
テンション(マシーンで引っ張る力「20ポンド~35ポンド」)によって、打感や打球の飛びが変わります。
緩く張るとインパクト時にトランポリンのようにたわむので、力がない人でもボールが飛んでいきます。
逆に硬く張ると飛びにくくなります。

始められてすぐの場合は、ガットのたわみを利用して打って頂きたいので、緩めに(テンションを下げて)張ってください。

テンションの目安
中学生:25ポンド(±1)
中学生の方で、初めてガット張りをされる方は、25ポンドを目安に張ることをオススメしております。

現在のオールラウンドラケットでボールが飛びすぎて抑えられない方(振る力が強い人)は、少し強く張って、26ポンドで、女子プレーヤーや振る力が弱い方は24ポンド以下に下げて張ることをオススメしております。

ある程度打つ力もついてきて、打球が飛びすぎるようなことがあれば、次回のガット張りでテンションを上げて、逆に飛ばないと感じた人は、次回のガット張りでテンションを下げて張ってください。
※冬場は、寒さで硬く感じますので夏場よりも1つ下げて張ることをオススメしております。

張り替え時期の目安としては、
気候の影響を受けやすいため、季節ごとに(年に4回)張り替えるのがベストですが、最低でも、年に2回張り替えをオススメしております。

ガットが切れなくても、ずっと使い続けると、テンションが下がっているのに飛びが悪くなり、打球感、ボールの回転数(ドライブ)にも影響していきます。


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